安曇野に行きました

10月末、信州旅行をした。最初は駒ケ根市にいき中央アルプスの千畳敷カールまでは楽ちんのケーブルカーで、そこから宝剣岳の稜線まで登った。既に登山道は凍っており意外に時間がかかった。宝剣までと思ったが、途中濃い霧が出てきて、この山は危険なところもあるので断念した。凍っているため下りも時間がかかった。

友人が安曇野の住んでいるので長野道を北上、松本を越える頃、北アルプスの北部の峰々、餓鬼岳や爺岳、鹿島槍がうっすらと冠雪しているのを見た。富士山がまだ冠雪していなかったので、ちょっとびっくり。

友人はとても元気そうで再会を互いに喜んだ。泊めてもらった次の日は、ちひろ美術館を再訪した。以前はあまり興味がなかった人だけど、今ではやはり天才なのだと思っている。お昼は安曇野で指折りのひとつとされる蕎麦屋さんに行った。友人は別のお気に入りに行きたかったのだが、生憎その蕎麦屋さんは定休日だった。ここもまぁまぁいいと思うとのこと、で、行って見たらとても素晴らしい。私が今まで訪れた蕎麦屋さんの中でもベストスリーだと思った。どのメニューにも、安曇野の天然水を使った水蕎麦を小鉢に入れて付けてある。麺体の美しさと味に自信がなければやらないことでは?手打の技術は抜群、しかも盛り付けなどもこだわりが感じられる。彼我の差は大きいと脱帽した。

友人宅の周囲は森なので、一緒にキノコ探しをした。今年の信州の茸類は超が付く不作で、マツタケは10分の一、雑茸さえないと地元の方はこぼしていた。時期が遅いこともあってやはり少なかった。テングタケの仲間(多分、毒)や小型の個体をいくつか見たが、夜来の雨に濡れているので鑑定はできなかった。食菌は殆どなかった。晩秋と言えばクリタケかなと探すとやはり出ていた。他にはヌメリイグチくらい、スッポンタケが群れていたのには驚いたが、これは処理に要領がいるので、見るだけにした。

帰路、「ハイジの里」という如何にも信州らしい農協の直売所でリンゴなどをお土産に買った。こちらでは売っていないような珍しい種類もあった。そこでもクリタケが売られていたので、2パックをお土産にした。

新緑の信州と紅葉の信州、どちらも素晴らしい。静岡の沿岸部や伊豆にはにはない景観であり風情である。信州の景色を静岡で味わうなら、南アルプス(赤石山脈)の奥深いところまで行かねばならないが、あちらでは日常の風景、うらやましいと思う。

2017年11月08日