自己紹介


 友人の飲食店主からは、「定休日が多すぎ!」と言われ肩身は狭いのですが、返答に困って「休みの日にはメニューを考えたり・・・」というと、「フーン、それで?」と余計に呆れられました。
 営業日の朝は蕎麦打ちをします。飽きるということはありません。なぜなら毎回必ず自分の課題というかダメなところが見つかるから。その一つで、もう2年くらい「切りムラ」をなくそうとしていますが、やはり難しい。たまに標準の1.2ミリ幅で切れた時は気分がいいです。でも開業当初はここを意識することさえ・・・だからその分少しは進歩しているのかなと思います。有名な蕎麦屋にも勉強のために行きますが、細いのがあると見つめてしまいます。
 蕎麦やうどんは庶民的な食べ物、「今日は蕎麦でも食べるか」と寄ってもらえるような、飽きない蕎麦屋を目指しています。

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安曇野に行きました

10月末、信州旅行をした。最初は駒ケ根市にいき中央アルプスの千畳敷カールまでは楽ちんのケーブルカーで、そこから宝剣岳の稜線まで登った。既に登山道は凍っており意外に時間がかかった。宝剣までと思ったが、途中濃い霧が出てきて、この山は危険なところもあるので断念した。凍っているため下りも時間がかかった。

友人が安曇野の住んでいるので長野道を北上、松本を越える頃、北アルプスの北部の峰々、餓鬼岳や爺岳、鹿島槍がうっすらと冠雪しているのを見た。富士山がまだ冠雪していなかったので、ちょっとびっくり。

友人はとても元気そうで再会を互いに喜んだ。泊めてもらった次の日は、ちひろ美術館を再訪した。以前はあまり興味がなかった人だけど、今ではやはり天才なのだと思っている。お昼は安曇野で指折りのひとつとされる蕎麦屋さんに行った。友人は別のお気に入りに行きたかったのだが、生憎その蕎麦屋さんは定休日だった。ここもまぁまぁいいと思うとのこと、で、行って見たらとても素晴らしい。私が今まで訪れた蕎麦屋さんの中でもベストスリーだと思った。どのメニューにも、安曇野の天然水を使った水蕎麦を小鉢に入れて付けてある。麺体の美しさと味に自信がなければやらないことでは?手打の技術は抜群、しかも盛り付けなどもこだわりが感じられる。彼我の差は大きいと脱帽した。

友人宅の周囲は森なので、一緒にキノコ探しをした。今年の信州の茸類は超が付く不作で、マツタケは10分の一、雑茸さえないと地元の方はこぼしていた。時期が遅いこともあってやはり少なかった。テングタケの仲間(多分、毒)や小型の個体をいくつか見たが、夜来の雨に濡れているので鑑定はできなかった。食菌は殆どなかった。晩秋と言えばクリタケかなと探すとやはり出ていた。他にはヌメリイグチくらい、スッポンタケが群れていたのには驚いたが、これは処理に要領がいるので、見るだけにした。

帰路、「ハイジの里」という如何にも信州らしい農協の直売所でリンゴなどをお土産に買った。こちらでは売っていないような珍しい種類もあった。そこでもクリタケが売られていたので、2パックをお土産にした。

新緑の信州と紅葉の信州、どちらも素晴らしい。静岡の沿岸部や伊豆にはにはない景観であり風情である。信州の景色を静岡で味わうなら、南アルプス(赤石山脈)の奥深いところまで行かねばならないが、あちらでは日常の風景、うらやましいと思う。

2017年11月08日

春になりました

あちこちで桜のつぼみがふくらんできました。近所にソメイヨシノに先だって咲く枝垂れの桜がありますが、その様子からすると当地ではおそらく3月の末に花見ができることでしょう。何も語らないのにこれほど多くの人をひきつけ、魅了し幸せにする桜という植物、考えてみれば本当に偉大なものです。

近くを流れる大場川の土手に無数の土筆(ツクシ)が出ています。でももう採取の適期は過ぎました。代わりにカンゾウを採ってきます。天ぷらにするととても美味でお客さんにも喜ばれます。大きく育ってしまうと筋っぽくなって食べるには適しなくなりますから、10センチくらいのが良いと思います。皆さんの近くに川が流れていれば土手を歩いて探してみてください。その際は犬の散歩コースにならないところ、つまり斜面のを採ることです。理由はお判りでしょう。

冬場は毎日のように見えていた富士山は春の霞に隠れることが多くなってきました。雲や霞に遮られて一部しか見えない富士山もいいものです。丸見えより良いくらいかも。雪解けが始まっていたのに、昨日までの寒波で新たな雪が麓まで覆いつくしました。まるで冬です。

春のことを英語でspringというのは誰でも知っていることですが、私は中学生のころ、この単語に泉とかバネとかまた飛び跳ねるなど、一見無関係に思える意味があるのが不思議でした。そういえば確かこの語には「始まり」の意味もあったような。日本では企業も学校も4月が始まりですが(学校が3月に終わるので企業などの4月始まりは必然、というだけのことでしょうが)、欧米各国でspring が始まりではなく秋の9月始まりが優勢なのはなぜなのでしょうか?

さて日本では4月始まりが健在ですが、学校の9月始まりはいくつかの点でとても理にかなっているとも思います。一番の理由は高温多湿の夏が年度の途中にあるのを避けられるからです。

2017年03月25日

1年を振り返って

今年も残すところあとわずかとなりました。お越しいただいた方をはじめ、多くの皆様に大変お世話になりました。夏梅木が何とか無事に過ごすことができましたことは、全くもって皆様方のおかげであり、深く感謝申し上げます。顧みますと色々な新しいメニューを作ってはみたものの、その大抵はさっぱりで、ほどなくして消滅、そんな1年でした。(でも確か昨年も一昨年も、その前もそうだったような気がします。)今年になって始めたことがいくつかあります。二年前に営業日を全面的に変更したのですが、いくつかの飲食店紹介サイトに、以前の営業日が記されており、混乱とご迷惑をきたしておりました。(当店から掲載を依頼したことは全くないのですが、どういうわけかネット上に出ているのです。どうやって当店の存在を知ったのか、全くの謎です)それで自ら発信するしかないと一念発起し、このホームページを作りました。知識のある方には簡単でも、なかなか難しかったです。今年3月から予約制で夜の営業を始め、思い切って電照看板も設置いたしましたが、実際に夜に営業した回数は、多分日本一、少なくとも静岡県一と言っていいくらい少なかったのではないかと思います。また今まで営業日が大晦日にあたったことがなかったので、大晦日に営業するのも今年が初めてですし、年越蕎麦の販売も初めてです。
それでは皆様、良い年をお迎えください。

2016年12月27日

アメリカの新大統領

自分は、本当に、世界情勢や政治に疎いなぁと思い知らされた一年だった。今年起こった大きな政治上の動きは、結果において私の予測といずれも真逆だった。一つは英国のEU離脱、そしてトランプ氏の当選である。
ロシアの大統領、中国の国家主席、みんな強い。そういえば我が国の総理大臣もなかなかである。
アッと思うようなことを言ったり掲げたりする人、強烈な言動や個性を持つ人が国のリーダーになっていく。でもこの人たちは、進歩的勢力、所謂革新勢力かというと実はそれぞれの国の保守本流にいる人たちでは?
グローバル化が進み、人やモノの出入りが急速に進んだ結果、こんなはずじゃなかった!という事態が次々に起こっている。中には衰退する産業もあり、経済も停滞、代わりにテロを含めて社会不安が増大したりしている。もうグローバル化は良し悪し、とりあえず自国の利益を優先する方向に舵を切っていこうとなり、それを実行するだけの力強いリーダーがもてはやされるのではないか。ところでアメリカ、ロシア、中国、みな軍事大国である。強力な軍事力を持つ国に、自国の利益を最優先するリーダーが登場すると、我が国はどうなっていくのだろうか?

2016年12月01日

農作物の出来が悪いようです。

今年は台風が日本列島に立て続けに襲来し、一つは北海道を直撃、東北でも強い台風が多大な被害をもたらし、岩手では介護施設の大勢の方が亡くなられました。日本一の蕎麦の大産地、北海道では長雨で蕎麦の出来が思わしくなく、特に大産地の十勝地方では全滅に近く、他の地域でも3割減、北海道全体として例年比5割程度の収穫量たったようです。東北も大産地なのですが、どこも最悪に近いらしく出荷のしようがないところもあるとか・・・。最近当店でも始めたぜんざいも、北海道産の大納言小豆の出来がとても悪い、だから仕入れしないというお店がありました。
静岡ではかの地ほど悪くないようですが、何も飲食店だから言うわけではなく、人間が生きるのに不可欠な農作物はこれから先いったいどうなっていくのだろうかと心配しています。
今週から福井県産の蕎麦粉を使います。やはり台風などの影響でよい年の品質にまで行かないかもしれないと業者はいいます。北海道、東北が思わしくなく、これで頼みの福井県産も今一つなら、蕎麦屋としては暗い気持ちになります。

2016年12月01日
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